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2010年7月22日

プラセンタ

プラセンタ
胎盤エキス(プラセンタ)を接種することによって、体内の細胞を活性化させ、疲労回復、肩こり、更年期障害、及び皮膚のシミ、くすみ、たるみ及びダイエットにも有用と思います。ただし効果については個人差があります。

投与量、回数については個々の患者さんの目的とその効果に応じて相談しながら決めていきます。プラセンタの経口剤、外用薬についてもアドバイスいたします。


プラセンタ(胎盤注射)
ラエンネックまたはメルスモンの二剤があります。

サイトジェン

サイトジェン

アンチエイジングおよび不老の研究のためにサンクトペテルブルグ生態機能調整・長寿学研究所が1992年に設立されています。
ロシアというお国柄のためか日本ではあまり知られてはいませんが、スタッフの中にはノーベル賞受賞者もいる英知集団の研究所です。サイトジェンはその研究所で作られたサプリメントであり、ロシアでは医薬品とされ、共通の理論から作られた注射薬もあり、実際の治療に使われているようです。



サイトジェンとは:
サプリメント型生理活性健康補助食品、調節機能型ペプチドといわれています。
クロマチン(遺伝情報の保持体として細胞核内に存在するDNAを含む核タンパク質複合体)の構造的・機能的組織化の研究過程において、さまざまなタイプの細胞内での遺伝子プログラムの実行を調整する特殊なタイプのタンパク質が発見されています。



サイトジェンロシアの老年医学では老化の原因を種々の臓器や組織におけるタンパク合成の低下によるものと考えています。
若い動物の臓器から取り出したペプチドを古い動物に与えたときにそのペプチドの遺伝情報を受けた臓器や組織において老化によって失いつつあったタンパク合成が行なわれ、その組織や臓器の本来の機能が回復するという膨大な基礎実験を繰り返した結果をふまえてサイトジェンは作られています。
サイトジェンは三個のアミノ酸からなる合成ペプチドです。



サイトジェンこれらの合成ペプチドの配列の情報を染色体(クロマチン)内のDNAに伝達することにより、目的の蛋白合成(老化により失われつつあるたんぱく質)を促すようです。
動物においてのみならず、実際の人においても治療に使われています。実際の医療の現場では西洋薬が中心として使われていることは言うまでもありません。
西洋薬としての医薬品の多くは、ガン治療は言うに及ばず、高血圧、糖尿病、脂質異常など動脈硬化性疾患の治療の中心であり、豊富な治療効果をしめすエビデンスがそろっています。



サイトジェンしかしこれらのほとんどは対症療法なのです。それらの原因からの根本治療ではありません。
たとえば、痛みひとつをとってみても、急性の痛みと慢性の痛みの区別もつけないで痛み止めを漫然と出す治療が横行しています。
少なくとも慢性の痛みの治療は痛み止めだけの治療では、胃や腎臓さらには骨にも副作用が出現しやすくなります。



その原因を探り、根本治療を行なうことが重要であることは誰も否定しないはずです。

その点、これらの合成ペプチドは特殊な配列により細胞内で失いかけている生理活性をよびおこす調節機能を有しており、理に適った食品と考えられます。

西洋薬の長所と欠点を踏まえた治療がこれから将来にかけて大事です。



サイトジェンのなかには、
1)カルタラクス。軟骨組織、支柱運動系統の機能調整。慢性の種々の関節痛に期待します。
2)ベズジェン。血管系の機能調整。
3)オバゲン。肝臓、胃腸器官機能調整。
4)ピネアロン。脳細胞活性機能調整。
5)ホンルテン。肺、気管支粘膜機能調整。タバコ病など硬くなった肺疾患の治療に期待します。
6)クリスタジェン。免疫機能調整。

※まだこれらの製品は日本では未発売です。

ダイエット療法

ダイエット療法食欲抑制剤、漢方薬、ヒトプラセンタ錠、健康食品を適宜個人にあわせて段階的に治療します。

最近話題の低インシュリンダイエットの概念もとり入れます。つまり高インシュリン分泌状態、食後高血糖を廻避する工夫がダイエットの基本です。

食事の種類及び、更には冷静なカロリーの出納計算も重要となります。ダイエットの成功は、理論的に計算され自己努力の上に、成り立つものであり、努力なしの療法はありません。
もちろんカロリー面だけでなく、コアリズムやブートキャンプまではいかなくともダイエットには運動は欠かせません。楽してやせることは甘いと考えてください。

ホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法(HRT)なたが更年期障害といわれたり、思ったりした時に単に更年期と、とらえないで、まず、ホルモン量を測定することをおすすめします。
従来のホルモン療法では、子宮癌の発生率が高まると危惧されていました、このHRTでは少量の黄体ホルモンと少量の卵胞ホルモンの併用により、2~3年以内の投与であればその危険性は、むしろ、減っているとのデータがあります。

又、本療法はゆくゆくの骨粗しょう症の治療にもつながります。
又、ホルモンバランスがくずれてない方で、種々の不定愁訴をおもちの方には、漢方剤、プラセンタ療法、一般の経口剤etcの組み合わせで治療に臨みます。


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