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2010年1月17日

外観

施設のご案内 外観02外観02外観03

入り口の横に駐車場(1台分)がございます。

入り口~受付

入り口スリッパは常に清潔に保たれるよう定期的に消毒を行っています。


手すり安心と安全のために手すりを設置しています。


待合室ゆったりとした待合室は常に清潔に保たれるよう努力しております。


受付受付

設備

設備01腹部・胸部・頚部超音波機器(エコー検査機器)


設備02肺機能検査機器(スパイロメータ)


設備03胃カメラ一式


院長(団 茂樹)の紹介

院長の紹介 内科医 團 茂樹

内科医 團 茂樹の、診療方針と考え方:内科開業医は、オーケストラの指揮者でなければならない

内科開業医は、大学病院など他の施設とどのように連携をとるべきか。ガンの早期発見の最も効果的な方法、末期がんの治療、また健康食品・サプリメントとどう付き合えばいいのか。内科開業医 團茂樹の医療哲学と治療方針のすべて。


院長 團 茂樹(だん しげき)

昭和53年7月日本大学医学部第一内科入局
日本大学第一内科大学院入局
昭和55年4月自治医科大学血液内科に国内留学
昭和57年9月日本大学第一内科大学院卒業 医学博士修得
昭和64年11月カナダ州立オンタリオガンセンターへ留学
平成2年12月カナダより帰国
平成3年 1月那須中央病院内科勤務
平成4年4月那須中央病院内科部長
平成10年4月宇部内科小児科医院副院長
平成18年11月千代田漢方クリニック院長
平成21年12月千代田漢方クリニックの院長退任
平成22年1月宇部内科小児科医院専任 院長就任
平成27年12月総合内科専門医取得
現在に至る

内科開業医が、オーケストラの指揮者になることのできる条件

・ 大学病院・一般病院・研究者を経験し、他の医師とコミュニケーションを取れる性格
・ 大学病院・民間病院勤務、カナダでの遺伝子生物学の基礎研究のキャリアが、今患者さん本位の治療に生かされている
・ 開業医に求められる眼力とセンス

大学病院・一般病院・研究者を経験し、他の医師とのコミュニケーションを取れる性格

大学病院・一般病院・研究者を経験し、他の医師とのコミュニケーションを取れる性格オーケストラの指揮者は、演奏の全体について有能であるだけでなく、バイオリンやピアノの専門家を使いこなさなければならない。そのためには自分がバイオリンやピアノの演奏をしなくても、その苦労と難しさを良く知らなければならない。カラヤンやバーンスタインがピアノの名手であり、ロストロポービチがチェロの名手であることは良く知られている。そしてその人柄が多くの人に好かれ、楽団員との円滑なコミュニケーションを取れる性格でなければ務まらない。

内科開業医も同じである。内科の診療に優れているだけでなく、大学病院をはじめとする医師をよく知り、自分ができない検査・治療を依頼し、患者を紹介しなければならない。

そのためには自分自身が大学病院や一般病院に臨床医として勤務した経験から、大学病院などではどんな体制でどのように治療が行われているのか、基礎分野の病理に籍を置いた経験から基礎ではどんなことをしているのか、どのように病理標本に向かっているか、さらには海外留学の経験から、本場の研究者がいかに真剣に研究しているのか、などなどを知っていることが生かされている。

そして他の医師とのコミュニケーションを密にして、それぞれの専門領域について実際の治療はできなくても、それについて話し合いのできる程度の知識を自分が持ち、近くの大学病院や基幹病院でそれぞれの分野で臨床医として優れているのは誰なのかを知り、いつでもコミュニケーションをとれる姿勢を持っていなければならない。

大学病院・民間病院勤務、カナダの遺伝子生物学の基礎研究のキャリアが、 今患者さん本位の治療に生かされている

大学病院・民間病院勤務、カナダの遺伝子生物学の基礎研究のキャリアが、
今患者さん本位の治療に生かされているしかしそれは容易なことではない。 医師免許を取得して3、4年目の開業医にはとても無理であろう。研究者として長く大学に残って教授・助教授になれなかったからという理由で開業した医師も無理であろう。またいろいろな経験をしても、人に教えを請うのは好きではない、人に教えるのも好きではないと自分の専門分野にこもる、人とのコミュニケーションをとれない性格の医師にも無理に違いない。

幸い私は日本大学医学部第一内科卒業後、同附属病院では、悪性リンパ腫・白血病など、血液のガン治療に当たり、自治医科大学の医局にも在籍し、大学病院勤務や地方病院へも出向いた。その後、2年間であったが遺伝子研究のメッカのひとつである、カナダオンタリオ州立ガンセンターで遺伝子生物学に関する基礎研究に従事し、帰国後は民間病院の内科部長として6年近く勤務した。
大学病院時代に、血液疾患の治療に専念していた時にも、受け持ち患者さんの合併症の治療のために心臓斑や呼吸器斑のドクターに教えを請い、多くの仲間の協力を得て、心臓や腹部の超音波検査や胃カメラ検査の技術を修得した。
また役に立つ学会にできる限り参加して優れた演者の講演後にはさらに個人的に質問するなど、自分の専門以外の優れた医師とのコミュニケーションを積極的に図り、ネットワークを形成することができた。今も医療の進歩にとり残されない為や、日頃判断しかねている患者さんの問題点の解決の為に、専門家に聞く努力を続けている。

開業医に求められる眼力とセンス

開業医に求められる眼力とセンス最近の検査機械や技術の発展は素晴らしく、さらに治療薬の進歩も目覚しい。 そういう時代に内科開業医に求められる事は、最新治療などに関する知識を自分のものにして、いま診ている患者さんの症状を自分の手に負えるものかどうかを的確に判断し、自分の力の及ばない病状であればできるだけ速やかに、大学病院などに依頼する眼力とセンスではないだろうか。

私の医師としての歩みは、専門性という点では白血病の基礎研究では優れたデータを残すことができなかったなど、ひとつひとつをとれば中途半端で集大成ができていないが、それだけにいろいろなポジションでの経験を積むことによって、検査技術や治療薬の目覚しい進歩を身をもって体験し、その中で人脈を形成し、内科医としてのセンスを磨いてきた。

その経歴が4年前に内科開業医に専念するようになったときに、オーケストラの指揮者的存在として、患者さん本位の診療ができているのではないかと感じている。


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