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内科開業医はオーケストラの指揮者でなければならない

統合治療
内科開業医は、大学病院など他の施設とどのように連携をとるべきか。ガンの早期発見の最も効果的な方法、末期がんの治療、東洋医学、また健康食品・サプリメントとどう付き合えばいいのか。 これらを統合的に判断していくことが求められます。

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健康寿命を延ばすことを考える。

健康寿命=平均寿命-介護(自立した生活ができない)を受けた日数で表します。
つまり、健康寿命とは日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間のことを言います。

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具体的な方策や治療の手段がある領域について提案

やはり重要なのは、重い病気にならないようにいかに予防するかということです。
そのためには、軽いうちから医師も患者さんもきちんと危機感を共有することが大事です。

老いという名の生理的老化は誰もが避けられません。
しかし老化のスピードは個々の努力次第で遅らせることができます。
足腰を鍛えることや億劫がらずに文字を追って常に脳を活性化させる普段の努力は自己責任において必要です。ここは医者がどうすることもできません。

1)脳血管障害および心筋梗塞などの心疾患の予防
2)ガンの早期発見および進行ガンの総合的治療
3)足腰の筋力のみならず呼吸筋も鍛える。
4)痴呆(アルツハイマー病など)の予防のための眼球運動及び動脈硬化の徹底的な管理。


脳血管障害および心筋梗塞などの心疾患の予防

脳梗塞や心筋梗塞を予防するには、禁煙は勿論のことですがこれら四つの柱をそれらのガイドラインにあわせながら総合的に動脈硬化に対する治療を行なうことが大事です。

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ガンの早期発見および進行ガンの総合的治療

ガンの早期発見および進行ガンの総合的治療 ガンは大きな問題です。
ガンに罹らないための確実な方法はありません。ならば早期発見することです。
運悪く進行がんにかかってしまった場合には、医師ではなく患者さんが満足できる治療を受けることです。

詳しくは早期ガンや進行がんへ参照。

足腰の筋力のみならず呼吸筋も鍛える方法

足腰の筋力のみならず呼吸筋も鍛える方法 老化は足腰からきます。筋力を鍛えることを意識することが大事です。
今の医療は倒れた患者さんに対するリハビリは行なうも、年齢からくる筋肉の衰えにはあまり積極的ではありません。
なぜなら医療保険は患者さんを診るときには適応となりますが予防的なことには適応されないからです。年をとるというハンデは避けられない。それなら工夫して筋力を保つことが大事です。

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痴呆(アルツハイマー病など)の予防のための眼球運動及び動脈硬化の徹底的な管理。

痴呆(アルツハイマー病など)に対する予防効果を期待して、眼球運動をきちんとした形で実践することが、速読に繋がり、この速読は脳を鍛えることに繋がります。
たえず脳を使っている人は見た目も若いようです。速読のゲーム機やシルバージムでの実践もよさそうです。

ガンの早期発見および進行ガンの総合的治療 狭義のアルツハイマー病は別としても、多くのアルツハイマー病は血管の動脈硬化が原因と考えられています。現時点までに限っていえば、アルツハイマー病の薬は、診断がついた時点で治療を始めても研究者の微妙な判断基準はどうであれ、満足がいく症状の改善は期待できていません。このことは家族に患者さんを抱えている方はお分かりのことでしょう。やはり、高血圧、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病を常日頃から厳密に管理するという地味な努力を重ねることなのです。

痴呆症とあきらめる前にチェックしておきたいこと。
I)外科手術で改善する可能性はないのか?
1)正常圧水頭症
2)慢性硬膜下水腫などは手術適応です。一度頭部CTもしくはMRIの検査を受けてその可能性を検討することです。

II)認知症を悪化させる可能性のある薬を服用していないかどうか?
三環系抗うつ薬、ベンゾジアゼピン系抗不安薬、一部の睡眠薬、パーキンソン治療薬のなかの抗コリン薬、過活動性膀胱治療薬のなかのオキシブチニン、抗てんかん薬、降圧薬の中のアルファ、ベータ遮断薬などについては認知症との関連が指摘されています。服用している場合はその是非を主治医と相談してください。


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