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ディナーは早めに開始してゆっくりと時間をかけて。しかし遅くまで食べないこと!

特にディナーは語り合いながら時間をかけて食べることが良いです。なぜなら急いで食べても正常な人は血糖の急激な変化はコントロールされますが、糖尿病の方はその制御が上手くいきません。血糖値がずっと高いのも問題ですがそれよりも血糖の急激な変化の方が血管を痛める事が分かってきています。特に糖尿病のコントロール良くない方は朝昼夕それぞれの食事中であれば、それらを含めた炭水化物量は各食時の合計で50g~60g(wtGL値換算)以内が良いと考えています。この際における脂質、たんぱく質の制限を私はしません。特にたんぱく質は筋肉の材料になるので、筋肉量の減少を防ぐため積極的に取ることを勧めます。

夜遅い飲食はなるべく避けたほうが良いと考えます。できれば睡眠前3時間以内の食事は止めたほうが良いでしょう。何故なら、睡眠中は副交感神経が優位となり食べたものの吸収が盛んになります。
一方起きているときは交感神経が優位に働き吸収より発散に傾くと考えられます。せっかく食事の内容を気にしていても食べてすぐ寝るのは良くなさそうです。

註)おにぎりは早食いになるばかりでなく、ごはんの量も多いうえ食べる順序もご飯からですので気をつけましょう。
註)弁当は炭水化物が気になる方はごはんだけ勇気をもって減らしましょう。


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