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コレステロール値の計算

これらのリポ蛋白中に含まれているコレステロールを表す時は、各リポ蛋白の後にコレステロールをつけて呼びます。
例えば、LDLコレステロール(LDL-C)のように。

血液検査ではリポ蛋白に含まれるコレステロール量を総コレステロール値(TC値)
リポ蛋白に含まれる中性脂肪を中性脂肪値(TG値)として測定しています。
同じく善玉コレステロール(HDL-C) と 悪玉コレステロール(LDL-C)があります。

TC=HDL-C+LDL-C+VLDL-Cが概ね成り立ちます。
VLDL中のコレステロールと中性脂肪の比率からVLCL-C=1/5TGで計算 されます。
厳密にはレムナント-Cもこの式に入りますが、ここではVLDLに含まれています。

註)欧米においては
LDL-C=TC-HDL-C-1/5TGというフリードバルドの式を用いる事が、ゴールドスタンダードとなっていますが、日本では特に健診診断においてはLDL-C値が直接法で求められており、医師仲間において混乱の原因となっています。
フリードバルドの式は空腹時採血という条件があります。ただしTG値が400以上では使えません。
因みに食後採血の場合だとVLDL中のTG比率が増えてくる為にこの式は使えません。
糖質やアルコールはVLDL産生を亢進する傾向がある事も分かっています。


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