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内科開業医はオーケストラの指揮者でなければならない

統合治療
内科開業医は、大学病院など他の施設とどのように連携をとるべきか。ガンの早期発見の最も効果的な方法、末期がんの治療、東洋医学、また健康食品・サプリメントとどう付き合えばいいのか。 これらを統合的に判断していくことが求められます。

内科開業医はオーケストラの指揮者でなければならないオーケストラの指揮者は、演奏の全体について有能であるだけでなく、バイオリンやピアノの専門家を使いこなさなければならない。そのためには自分がバイオリンやピアノの演奏をしなくても、その苦労と難しさを良く知らなければならない。

カラヤンやバーンスタインがピアノの名手であり、ロストロポービチがチェロの名手であることは良く知られている。そしてその人柄が多くの人に好かれ、楽団員との円滑なコミュニケーションを取れる性格でなければ務まらない。

内科開業医も同じである。内科の診療に優れているだけでなく、大学病院をはじめとする医師をよく知り、自分ができない検査・治療を依頼し、患者を紹介しなければならない。

そのためには自分自身が大学病院や一般病院に臨床医として勤務した経験から、大学病院などではどんな体制でどのように治療が行われているのか、基礎分野の病理に籍を置いた経験から基礎ではどんなことをしているのか、どのように病理標本に向かっているか、さらには海外留学の経験から、本場の研究者がいかに真剣に研究しているのか、などなどを知っていることが生かされている。

そして他の医師とのコミュニケーションを密にして、それぞれの専門領域について実際の治療はできなくても、それについて話し合いのできる程度の知識を自分が持ち、近くの大学病院や基幹病院でそれぞれの分野で臨床医として優れているのは誰なのかを知り、いつでもコミュニケーションをとれる姿勢を持っていなければならない。


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