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2020年6月13日

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漢方薬を試してみませんか?

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がんを早期発見するために

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コロナ感染症に対する症状の有無による適切な検査

発熱外来を持たないクリニックでと対応として

I)症状がある場合

発熱、咳、息切れ、味覚異常、倦怠感など

a)ウィルスを見つける検査を優先
クシャミや咳のある方は無床クリニックでは難しい。何故なら待合室の消毒や検体採取時のリスクが高い。→咳やクシャミがなければという条件下であれば発熱や咽頭痛、味覚異常、息切れで検査が必要な時。

1)PCR法またはLAMP法による遺伝子増幅検査←条件つきで行う唾液検査ができるという条件下で選択肢としてありうる。

2)抗原検査←原則行わない。当日15分程度で判定でき簡便検査と思われるが、咽頭ぬぐい液採取だと感染のリスクがある。リスクを侵して検査してもPCR検査より更に感度が落ちる為あまり意味を感じない。


b)抗体検査(M抗体かつG抗体) リンパ球数余裕があればCRPその他の検査も。ただし、クシャミや咳がない条件下抗体検査は15分くらいで判明。ただし保険適応がない上に検査キット感度、値段はまちまちであり主治医との信頼関係による任意検査。

1)で陽性の判定→コロナ感染として重症度に応じて入院できる医療機関と相談。自宅やホテル待機となる場合の患者さんによる感染被害のリスクをどう判断するか国の指針がないと無床クリニックのマンパワーでは対応できない。

1)で陰性の場合原則コロナ感染では無いが、70%くらいのPCR検査感度を補うには抗体検査やリンパ球数その他の検査で総合診断となる。検査結果は一両日待つことになる。結果は自宅で待機するとしてもできる限り1日以内で返事をもらえるように国から検査機関へ通達しておいて欲しい。

I I)無症状の場合

ア)検査する患者さんが感染源になるか否かをみる。

イ)検査する患者さんが感染源にならないか否かをみる。
ここでのデータが隠れクラスターの原因を見つけ出す為に有用と考えます。

a)1)唾液検査という条件下ではオススメ。特に歯科治療や耳鼻科領域では診療前に検査が望まれます。そのために結果は迅速に。2)抗原検査は感度は鈍いものの、15分程度で判断できるため、無症状の方の感染リスクがお互いに少しでも気になる耳鼻科や歯科などの診療科に於ける検査としてはいいと思う。しかしこの場合これらの検査は保険適応にはならないと考えます。

b)抗体検査のデータの蓄積 できれリンパ球数も→ M抗体  G抗体の有無とリンパ球数
臨床症状の追跡と2週間後の抗体再検査などのデータの蓄積により総合的判断をする。

考察)無症状の方達において日本は欧米に比べ獲得免疫は数日%と低率であり、寧ろ両抗体陰性が殆どを占めていると想定されます。隠れクラスターを撲滅する手段として現在言われてる社会生活の過剰な制限を解く為には、抗体検査を上手く適宜利用して、数少ない獲得免疫群の増加を目指すよりも、コロナ感染発生原因とならない人が殆どを占めるであろう両抗体陰性群を見つけ出すことも必要だと考えます。ここは獲得免疫が高率の欧米とは全く異なる抗体検査への期待です。

感染症のプロである岩田健太郎氏が最近出版された本によると

1)コロナは飛沫感染はありうるので咳やクシャミする人から2メートル以上離れておく。
2)麻疹や結核のような空気感染はしない。
3)床や靴や手摺りなど色んなところを神経質に消毒や掃除する事に気をすりへらすより、常に手にコロナウイルスがついていると考え手の消毒手洗いをすればいい。→私は適宜手に、気づきの粉、をつけることで、不用意に口や鼻などの顔に手を持っていかないようにする工夫も有りかと思います。
4)床からウィルスが舞い上がることは普通にはない。
5)服や靴などを触った手の消毒をする。
6)昔手術の時靴を履き替えていた歴史はあるが、今は無駄であるので気にしない。
7)服などについたとしても熱湯ですぐ死滅してしまう。

抗体検査に付け加えることとして

欧米に比べ日本の獲得免疫保有率が少ないので欧米のように獲得免疫をあげるという手段は実際的ではなく、自分が知らず知らずのうちに感染源にはなってないことの証としての抗体検査であるという認識が必要だと考えます。→2週間から4週間に一度周囲の感染状況をみなから検査する事が理想的と考えてますが、保険がきかないと経済的負担は残ります。

抗体保有率の差に影響する因子として
i)人種の差
ii)ウィルスの変異
iii)BCG摂取の影響
iv)土足の生活
v)手洗い、ハグ、キスなどの習慣の違い←これが最大の思う
vi)医療設備や健康保険の充実
など色んな要素が挙げられる。

コロナ感染死が日本で少ない理由

1)上記の要因も大いにある。とくにiv)v)の要因は大きい。
2)PCR検査数が少ないため、コロナ感染症の診断がつかないままで亡くなったケース

コロナ感染者数について~日本の現状から

A)実際のコロナ感染者数の推定
 i)コロナ感染していても無症状の方 ー 大半を占める
 ii)コロナ感染して症状があってもPCR検査受けられなかった方 ← 不明
 iii)コロナ感染しPCR検査で診断された人 ← 唯一診断がつく
 iv)コロナ感染しPCR検査で偽陰性 → 見落とし

コロナ感染患者数の類推
a)症状があり、やっとPCR検査で陽性と判断された方の数
 この場合PCR検査陽性率も大事な指標となる。やっと受けた患者さんの8~15%が陽性。
 もしもっと多くPCR検査を受けられたとしても6~8%と個人的には類推しています。
b)無症状な人を対象とした慶応大学病院でのPCR検査陽性率が6%台
c)無症状の方を選んだ抗体検査での陽性率が6~8%程度の報告もあります。
 しっかりとした根拠はもちあわけてはていませんが私個人の感覚では2%くらいを考えます。

B)コロナ感染による死亡者の推定
 PCR検査検査が受けられた方に限られて報告されている。
 PCR検査を不幸にも受けられなくて亡くなったコロナ感染者数の算定は難しい。

種々の因子を考え合わせると想定されるコロナ感染死亡者は今の報告の数倍くらいであろうと思っています。東京都に於けるコロナ感染による死者は1000人はいかないだろうし、分母は20万人。致死率はこれを参考に計算できます。

インフルエンザの様に発症や診断が比較的簡単な病気でなく無症状の人が大半を占め無症状が故に予見できい感染源となり結果的にみれば致死率は大きくは無いが社会生活に大きな影響を与え続けている厄介なウイルスである。



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