D)RLP-C(レムナントコレステロール)
i)広義ののレムナント
TGリッチリポ蛋白がLPLで分解されて中性脂肪の量が減量したものをレムナントと総称します。
カイロミクロン→カイロミクロンレムナント
VLDL→VLDLレムナント
これらのレムナントの多くは肝臓表面にあるVLDL受容体により素早く肝臓に取り込まれて代謝されてしまいます。
ii)狭義のレムナント
肝臓ですぐに代謝されずに血液中に停滞し続ける為にマクロファージの餌食となり動脈硬化の大きな要因となるものです。
狭義のカイロミクロンレムナント及びVLDLレムナント とよばれます。
これら狭義のレムナント増加はコントロール不良の糖尿病、運動不足、肥満及び急激な体重増加などが要因となるようです。
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