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診療方針 院長紹介 内視鏡検査 統合医療

診療方針

当院では年齢を問わず主に内科系の総合診療を行なっています。西洋医学と東洋医学の垣根を超えた統合医療を心掛けています。

a)脳や心臓で倒れない為の検査と治療

b)ガンの臓器別早期発見のアドバイス

c)心不全や呼吸不全の予防と治療

などをメインテーマとしています。

個人クリニックで行える検査や治療にはもちろん限界があります。しかし多くの大病院や検査専門機関と日頃から連携を密にすることによりあらゆる検査及び専門的治療を迅速に行うことは可能です。私は何ごとでも大事に至らない早期のうちに治療開始する事を常に心掛けています。

1)ガンにかからないという確固たる方法はありません。

それなら症状のない段階で気になる臓器のガン発見に最適な検査を受けることが、現実的なガン予防だと考えています。

2)心不全や呼吸不全などは種々の要因から生じます。意外に我々医師の処方する不適切な治療薬が原因となることもあります。そのために幅広い知識を持ちいつでも気軽く相談できるドクターを友人として持つように私は心掛けています。

3)脳と心臓などの動脈硬化で倒れない為に、症状のないうちに、尿検査や血液検査だけで判断することなく、侵襲が少なく且つ精密な画像検査を選んで適宜行なうように心掛けています。

当然のことですが、動脈硬化で倒れない為には、精密検査の結果を参考にして生活習慣病の 4本柱(糖尿病、脂質異常、高血圧、慢性腎臓病)の尿や採血検査の管理基準の見直しをするようにしています。

私は個人的には高血圧や高コレステロール血症の治療に関しては優れた薬剤が揃っており多くのドクターもこれらのコントロールに苦慮する事は余りないと感じています。

慢性腎臓病は種々の要因で引き起こされる為に総合的治療判断が必要だと思います。

中性脂肪と糖尿病治療に関しては食餌の影響が非常に大きく影響し、薬剤治療が主体ではないと私は感じています。

特に糖尿病に関してはその治療は簡単ではありません。何故なら食べ物の種類やその量更には食べるスピードなどに影響されて血糖は常に変動しているからです。従来のカロリー論ではうまく治療はできません。同じカロリーでも何を食べるかで血糖に与える影響は違います。当たり前のことですが、個人個人で食べ物の好みや食べ方は違います。また同じ人でも食べものや食べ方は毎日当然変化します。そんなことを無視して同じ薬剤治療が行われてること自体が考えてみれば不自然な事なのです。

でも安心してください。基本の事を知っていれば糖尿病治療は決して難しくありません。まずは血糖値とは血中ブドウ糖値のことだと理解してください。血糖値を直接的にあげるのは炭水化物です。炭水化物質の中でも直接血糖値に影響するのはブドウ糖であり、果糖でも乳糖でもありません。当然蛋白質や脂肪は直接的に 血糖値を上げません。

摂取後直接血糖値に影響するのはブドウ糖でありその量次第なのです。

i)ブドウ糖を含有している食物の種類に関係なく、また食物の形についても固形であれ液体で あれ、糖尿病の方は食後1時間あたりにその量に関連した血糖値のピークが来ます。ただし同時に摂取される食物繊維の量や蛋白質や脂肪によるピーク値に対する影響は少なからずあります。

ii)その1時間後の血糖値をコントロールしてゆく工夫をすると糖尿病状態が改善されます。

実際の糖尿病治療にあたって

どんな食べ物にどれくらいのブドウ糖が含まれているかを知る事です。現在どれくらいのブドウ糖量に自分がキチンと対応できるかを主治医と情報を共有する事です。これらのことに関するヒントは私の糖尿病に関する記載を参考にして下さい。

ll型糖尿病に関して言えば、食べものや食べ方の工夫で、投薬を減らしたり中止することも可能であるを知ることは希望につながることだと考えます。

食餌は自己責任のことが多いですが、理屈がわかれば難しくはなく、美味しいものはいくらでも食べられると考えて下さい。

でも糖尿病だけ治療しても他の生活習慣病を無視して倒れたら元も子もありません。

総合的治療が求められる所以です。


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