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2020年12月10日

新型コロナ感染症対策として今すぐやるべき事 團茂樹提案(2020年12月10日)

1) PCRサイクル域値(P C R C T値)を現行の40サイクルから35サイクルまでに引き下げる。

 感染力のない余計なPCR陽性者数を検出してしまう現行のCT40サイクルをやめてCT35サイクルをスタンダードにするべき。感染者数が少なく発表されると国民の安心に繋がります。


2) PCR陽性診断を受けてから患者さんの7日後の転機をきちんと報告する。

 ただ単に1日の感染者数ばかり放送するのはあまり意味がない。今はPCR検査件数が以前に比べ数倍に増えています。この3段階に分けた発表をもとに各分野の専門家が討論すべきです。高齢者は重症化すると決めつけないで年齢別重症化率を提示するべきです。

 a) 無症状から軽症
 b) 中等度:酸素吸入の必要な方
 c) 重症:人工呼吸器が必要


3) 病院崩壊を防ぐ手段の一つとして。

 65歳以上や糖尿病などのリスクのある方でも、無症状の方を一律に入院とはしないで自宅またははホテルで待機してもらう。その間パルスオキシメーターを渡しておいて95%になったら症状がなくても入院してもらうようにアドバイスしておく。パルスオキシメーターで管理しているという安心感にも繋がるはず。その間電話などを使い連絡を朝夕とりあうこと。PCR陽性診断後、1週間はGPSなどできちんと患者さんの行動を管理する。透析患者さんやがん治療患者さんおよび重篤な病状の方の治療は当然のことであり尚更のことです。


4) PCR陽性判定後7日経過すると感染力はないことが判明しています。

 このメッセージを広く共有する必要があります。コロナ患者さん治療に当たっている病院の負担を軽減するためにも入院が7日〜10日経過した患者さんについては、病状が許せばリハビリなどの介助の必要な患者さんも含めて退院してもらい、場合によってはリハビリ施設にお任せする。


5) PCR検査を超破格値で行っているところの検査結果を国に報告させること。

 現時点では報告の義務もなく報告はされていません。ここのデータを利用すれば新型コロナ感染の流行の指標として利用できます。


6) 新型コロナ抗体検査を適宜行うことで流行の指標とすること。

 横浜市立大による新型コロナ感染者からの抗体検査の結果からは、ほとんど無症状の方からでも97%という高率な抗体陽性が証明されています。


7) 抗原定量検査の普及を急ぐこと。

 抗原定量検査は唾液で安全に検査が出来てなお且つPCR検査と遜色がないとされています。抗原検査は新型コロナ感染の診断に使えるのみならず、これが陰性化するということは感染力も無くなったことを意味します。


8) 抗原キット検査の利用は医師の判断に委ねる。



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